日々はしがらみから切り離された物語になるか。
忙しい時間の後、嵐のように気持ちが荒れた後、
それでも涼しい風にあたってコーヒーを入れて今日一日を振り返れば
黙って受け入れて静かな気持ちになれるのだろうか。
私は重たい荷物を背負って生きていけるタイプの人間だと思う。
それが人生だと思っているから。
辛そうにしたり楽しそうにしたりしながら、許さなかったり許したりしながら、
日々は尊いと感じられるのだ。
けれども、迷ったりぶれたりしやすいなと自覚している。
物事をクリアに見られないことがたくさんある。
自分自身のことも然りなのだ。
自分のアンバランスさが、周りの人に悪い影響を与えているって感じるのは
おこがましいことなのだろうか?
私は多分身軽になったら生きる張り合いを無くすでしょうから、
両手に荷物抱えながら、辛抱強い愛すべき人々に付き合ってもらいながら
これからもやって行くんでしょう。
でもやっぱり違う景色を見てみたいのかもしれません。
大島弓子になって世界を見てみたいって憧れはいつもある。
自分を変える努力って必要なんだろうか?
自分自身の変化に気付いたり、変化を受け入れることができればじゅうぶんって
考える私はぐーたらなんだろか。
「結果を求めなければ良い。
自分がどう思って、何をしたかってことが重要で、
本当は何も変わらなくったって良い。
ジレンマなんて嘘。
自分の思うように変えようとするのは独裁者。」
そうだね。
そう思う。
あがた森魚の”百合コレクション”を元ちとせがカバーしたもの。
なんとへんてこで心に染み入る曲か。
高校生のときからの友人がお正月で帰省。
相方と3人で会う。
くるりのライブDVDを見ながら歌ったり踊ったり、
最後は感動してうるうるとしてみたり。
久しぶりに暖かい無邪気な時間を過ごしました。
30歳過ぎた女が3人集まれば嫌でもいろいろあるわけですが、
島倉千代子の”人生いろいろ”の素晴らしさを熱く語り私に聞くように勧める
15の少女の時からの友人に、「愛してる!!」と抱きつきたい気持ち。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
低空飛行はもうしばらく続きそうですが
こんな私をどうぞよろしくお願いいたします。
フィッシュマンズ/いかれたBABY
私は待つことが苦手だ。
疲れている時は情報を入れないこと。
本当はパソコンもいけませんよ。
携帯の電源も切りましょう。
でも、部屋に戻ったら甘いものを食べて「めがね」を見よう。
気合を入れて・・・、
「生まれ変わったらがんばるぞ!!おー!!」
ってなもんですよ。
相方が板尾創路の砂渡し爺大絶賛するのでPV見たら、
銀杏BOYZの峯田氏が出ていたので興奮してしまった。
ロン毛と髭があまりに似合っていたので卒倒しそうになる。
だからね、確信しました。
本当に似合うということは、気色悪い要素が確実に必要だということ。
↓ ここへ飛んでください
http://jp.youtube.com/watch?v=uKpAKutgRho
楽しい一日となりました。
再び久方振りの日記ですが、日々はあっという間に過ぎて行きます。
一人暮らしを始めて部屋で寛ぐということがありませんでした。
これはそういうスペースを設けていなかったからなんですが、
暖めて暖めて運命の出会いを果たし、先日ソファーがやって来ました。
’60年代~’70年代のデンマーク製。
ウェグナーのソファで、公共施設で使われていたのだそうです。
それまで北欧の家具にもウェグナーにも興味はなかったのですが
ちょうど良いサイズと、包み込まれるような座り心地に感動しました。
グレーの張り地を深いみどりいろに張り替えてもらいました。
たまらなくやさしい座り心地のソファに座ると、ウェグナーという人に思いを巡らせたりします。
そしてたくさんの人々にこんな風に愛されるものを作れるというのは
どれだけ幸福なことなんでしょう。
遠くデンマークの地で、何十年にも渡って地域の人々に使われ続けていたのだと思うと
よりいっそう深い気持ちになります。
みどりのひと と ジイジ猫
6月から一緒に暮らしているジイジ猫は非常に懐こい性格で
常に人間(私)にくっつこうとします。
寝る時はもちろん抱っこ、膝の上は大好きだし、寝転がると胸の上に乗ってそのまま
いつまでもいたりします。
常に注目・もしくはちやほやされていたいんですな。
けれどリビングにあるのは椅子とテーブルで、膝の上も乗りにくい。
私がリビングにいる間、足元をうろうろするかテーブルの上でじっとしているか、
一人ベッドの上で恨めしそうにこちらを見ているかだったのですが
今は一緒にゆっくりと過ごせます。
お昼寝する場所も増えたし、猫にも私にも本当に幸せなモノでした。
今日は部屋の掃除を一通り終えた後、ジイジとソファに寝っころがっているうちに
ふたりして眠ってしまいました。
*注文いただいている器、作成しています。
もうしばらくお待ちください。
遅くなってしまい申し訳ありません。
なんとまあ、2ケ月振りの更新となりました。
この間生活はがらりと変わりました。
実家を出て、今一人と一匹で暮らしています。
求めるままに動いて手にしたものは貴重だったけれど
かけがえのない存在から離れてしまったことにふと気付いて
時々ひどく悲しかったり寂しかったりしますが
きっとこうならないわけには行かなかったのでしょう。
自分がしていることに傷付くなんてばかみたいだけれど
突き動かされるようにここまで来たのだと思います。
今一緒に暮らしている一匹は、ジョジョではありません。
人との繋がりと想いからこの猫は私の元にやって来たのです。
ジョーと同じ種類の、9歳のおじいちゃん猫。
顔はジョーとそっくりです。
まだお互い様子を見ているところ。
波乱万丈のジイジ猫は思い切り甘えてくれないけれど、きっとその内そうなるでしょう。
夜は一緒に寝てくれます。
2ヵ月前、こんな生活があるなんて思いもしなかった。
今日は実家に来て久し振りに日記を更新しているわけです。
まだアパートにはパソコンがありません。
暑い夏の夜はフィッシュマンズを聴きます。
ナイト・クルージングは夢みたいな気持ちになります。
アップしたのは(動画なしですね)フィッシュマンズのナイト・クルージングを
クラムボンがカバーしたもの。
実は原曲よりこっちのほうが好き。
”今日目にした美しい世界は、あなたの美しい心そのものをリフレクトしたもの。”
慌ただしく毎日は過ぎて行きます。
私は本来ものすごくぐーたらなので、目の前にニンジンをぶら下げて自分のお尻を
叩くしかありません。
はて私は何を見て走っているのか?
それはぼんやりとしていますが、本当は何が欲しくて走っていたのかいつかはっきりするはず。
とりあえず日々は時々美しいです。
土曜日、最近両親が映画「フラガール」を見たため
いわき市はスパリゾートハワイアンズへ行って来ました。
ハワイアンズは常夏でした。
半袖とハーフパンツになり、お酒飲みながらフラダンスショー見たりして。
プールや温泉や、一日遊べる楽しいところです。
小さい子供なんか行ったら、飽きることを知らないんだろうな。
私は贅沢にも整体に掛かりました。
45分も揉んでもらった!極楽。
所々、マッサージ師さんが「硬いな。よいしょよいしょ。」と呟くんです。
マッサージ師さん大変だったんでしょうか。
宿に行ってお風呂に入り、夕ご飯を食べてからまたハワイアンズへ。
夜のポリネシアンショー。
なかなかの迫力でした。
フラダンスは、映画で蒼井優が踊っていたのと同じ踊りをやっていた。
何が良いかって、そのショーを見る楽しそうな家族や人たちがたくさんいるっていうこと。
あの空気がとても懐かしい。
明けて日曜日。
9時に宿を出て、近くに国宝の白水阿弥陀堂があるというので見に行く。
阿弥陀堂には浄土庭園があって、これは極楽浄土を表現したものなのだそうです。
白水阿弥陀堂が造られた平安時代、末法思想というものが広まって、
いずれ仏の教えが及ばない世界が来る為に現世での救済が否定されると信じられ
死後の極楽浄土への往生を求める風潮が高まり、
その救いを阿弥陀如来に求める浄土信仰が盛んとなったのだそうです。
平安時代の人々が、死んで後行きたいと願った風景。
極楽浄土は静かで美しいところだった。
その後福島アクアマリンへ。
初めて手が触れられそうな位の距離でオットセイやセイウチを見ました。
正に海獣。スゴイ!
それから、珊瑚も初めて近くで見た。
夢みたいな光景だった。
すごくきれい。
水族館ってちゃんと行ったのが初めてだったのですが、なんて良いところなんでしょう。
コーヒー飲みながら、魚やアシカが泳ぐ姿をぼんやりと見た。
いつまでもそうしていたくなる。
生命が海から生まれたというのは本当なんだって実感する。
群馬にもあれば良いのにね。無理か。
いわき市はハワイアンズもアクアマリンもあるなんて、とっても良いところでした。
発明家であり芸術家であるテオ・ヤンセン氏のstrandbeest。
オランダ語で砂浜動物。
海岸に吹く風を動力にして自ら砂浜を歩き、走り回ることが出来る”生命体”だそうです。
これを見ていると、ある種の回帰のような祈りのような感傷を感じて
ひどくノスタルジックな気持ちになってしまう。
映像とメロディのせいかもしれないけれど。
ぽかぽかと春を感じる一日。
山のカフェレストランへ行きたいなーと思った。
しかし夜勤明けで業務終了後、お昼頃までパソコンと睨めっこ。
帰ってお風呂に入って布団へ滑り込むと
相方(ボケの方)から山のカフェレストランへ行かないかというメール。
考えることは一緒ね。
睡眠よりも、このタイミングとそこでの時間のほうが重要。
迎えに来てもらい美味しい手打ちパスタを食べる。
ゆっくりと過ごし、オーナーさんも交えてお話しをする。
かなり長居してしまいました。
オーナーさんと話すと、いつも自分の心がクリアになって
輪郭がはっきりとするような気がする。
明日は休日。
陶芸に捧げようと思う。
いつものズックで転んだ気分の時はこの曲が染みます。
妹に誘われてスウィニー・トッドを見に行きました。
「チャーリーとチョコレート工場」を最近見たばかりだったので
あのやさしい物語を作った人が何故?
と目をゴシゴシこすりたくなるような内容でした。
主演のヘレナ・ボム=カーターはティム・バートン監督の奥様なのですね。
この女優さんの出ている作品で「フランケンシュタイン」という映画が大好きです。
これもちょっとグロテスクで残酷ですが人の愛と罪と悲しみが描かれていて
どの登場人物にも深く感情移入してしまいすごくすごく心打たれた物語でした。
気力・体力の充実を待っている。
一つ一つ毎日重ねて行っている。
のに映画一つで簡単につまずいてしまう。
きっと踏み出すきっかけも単純で簡単なんだろう。
もう少し。
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
あらゆる景色にあらゆる場所に少しだけ心に残るちょっとしたお気に入りあるように
誰かのアンテナにかすかに触れているようなものを作りたい。
猫・音楽・映画・漫画を好む。
好きな休日の過ごし方は猫と昼寝か一人でカフェ。