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器にまつわるひきこもごも
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昨日職場の後輩の奥さんにコッカスパニエルに似ていると言われました。
嬉しかったです。


休日出勤の為玄関を出ようとしたところ、映画「めがね」のサントラ届く。
ああ生き延びた。

皆さん「めがね」観ましたか?
私は久々に感じ入ってしまい、繰り返し繰り返し観ています。
観る毎にいろいろなことに気付いて
この物語の背景にあるしみじみとした意図を感じます。

何が自由か、知っている?

この映画のいう「自由」は責任であったり人に求めないことであったり
過ぎ行く出来事を受け入れることであったり繋がることであったり
そんな事柄を自分に課す覚悟であったり
いろいろなのだと思うのですが
正直、私自身は「自由」であることがいつだって良いかというと
そうは思わないのです。
がんじがらめでどろどろとした出来事や関係の中で
自分がどのような行為でもって応えるのか
ということにこそ真に価値があると思ってきたからです。
(いやはや実際に行動できているかできていないかはまた別の問題なのですが。)

でもそれって結構しんどいのですよね。
自分の感情に流されやすい性格の為、正しいと思う行動をできないことは多々あるわけで
当然そんな自分に葛藤とかストレスはあるわけで。
私にとっては
そんな面倒くさい循環に疲れちゃった自分を少しだけ楽にさせてくれて
明日へ押しやってくれるような映画でした。

ちなみにDVDの特典ディスクも素晴らしい!
”朝のたそがれ”では1分間コメディみたいなものがたくさん入っているのですが
本編より素晴らしいかも?
いや、それは言い過ぎですが
この作品に感じる”好き”という静かに溢れる思いをどう表現したらいいか分かりません。





そして食べ物は、生きていく上での”鍵”なのですね。

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山のカフェレストランnilsのナチュラルマーケットに出店させていただきました。
あいにくのお天気でしたがたくさんの人がいらっしゃって賑やかでした。

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穏やかな光景。
海の向こうの田舎町みたいです。

たくさんの作家さんたちが出店されていました。
midori ZAKKAさん、nutteさん、天然酵母ぱんのtribeさん、
沖縄の素材を使ったお菓子の工房キビさんなどなど他にもたくさん。
お客さまと直接お会いして器を手渡せるのも嬉しいですが、
こうしていろいろな作家さんたちとお会いしてお話し出来るのも大きな楽しみの一つです。


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入り口のユキヤナギが美しかった。
緑に話し掛けられるって聞いたことがあるけれど、
それが本当ならばこの日私は繰り返し話し掛けられていましたね。


お昼頃から雨が降り始めていたのですが、徐々に雨脚が強くなって15時くらいには撤収。
その後はカフェでパスタを食べながらゆっくり過ごさせてもらいました。

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こんなことして至福。


この日、相方(ボケの方)がお花でイベントに参加しました。
身内を褒めるようで恐縮ですが彼女がアレンジした花はとても素敵でした。
私は彼女の選ぶものがとても好きだなと思ったりして。

たくさんの作家さんの作ったものに触れ
一つ一つ丁寧に手を掛けることの意味を改めて考えました。

来月もnilsのナチュラルマーケット行われます。
私も再び出店予定。
5月18日(日)11:30~17:00までです。
ぜひ起こしください。

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”今日目にした美しい世界は、あなたの美しい心そのものをリフレクトしたもの。”






慌ただしく毎日は過ぎて行きます。
私は本来ものすごくぐーたらなので、目の前にニンジンをぶら下げて自分のお尻を
叩くしかありません。

はて私は何を見て走っているのか?
それはぼんやりとしていますが、本当は何が欲しくて走っていたのかいつかはっきりするはず。
とりあえず日々は時々美しいです。
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しましまがこんなに似合う人は他にいないのではないか?




ほんのちょっとだけ気色悪い要素が必要。
本当に似合うっていうのはそういうことなんじゃないかとすら思ったね。
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暖かい日が続いています。
気付いたらいつの間にか春になっていました。
ついこの前までの、ダッシュで走り出したくなるような朝の寒さが嘘のよう。
猫も人間の布団に潜って暖を取る必要がなくなり素っ気ないものです。

普段女性ボーカルの曲をあまり聴かないのですが
最近好んでよく聴いています。
クロディーヌ・ロンジェ嬢とかキャロル・キングとかクラムボンとか脈絡ありませんが。
そして今毎日私の頭の中で流れ続けているのがCorinne Bailey Raeのこの曲。



映像とメロディーの気持ちの良いこと。
わたくし、わりと陰鬱とした曲を好む傾向にあるのですがこの曲は本当に好き。
自分自身が課したがんじがらめから、解き放たれたような身軽な気持ちになる。
私の中のどこかにこのメロディーのような何者も打ち砕くことのできない素直な強さ、
ひたむきな明るさがある!と思いたいです。


ちなみにクロディーヌ・ロンジェの「we've Only Just Begun」というアルバムを聴いていると
脳みそが柔らかくなって浮かんでいくような錯覚を覚えます。
そして一面のお花畑、です。
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土曜日、最近両親が映画「フラガール」を見たため
いわき市はスパリゾートハワイアンズへ行って来ました。

ハワイアンズは常夏でした。
半袖とハーフパンツになり、お酒飲みながらフラダンスショー見たりして。
プールや温泉や、一日遊べる楽しいところです。
小さい子供なんか行ったら、飽きることを知らないんだろうな。
私は贅沢にも整体に掛かりました。
45分も揉んでもらった!極楽。
所々、マッサージ師さんが「硬いな。よいしょよいしょ。」と呟くんです。
マッサージ師さん大変だったんでしょうか。

宿に行ってお風呂に入り、夕ご飯を食べてからまたハワイアンズへ。
夜のポリネシアンショー。

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なかなかの迫力でした。
フラダンスは、映画で蒼井優が踊っていたのと同じ踊りをやっていた。
何が良いかって、そのショーを見る楽しそうな家族や人たちがたくさんいるっていうこと。
あの空気がとても懐かしい。



明けて日曜日。
9時に宿を出て、近くに国宝の白水阿弥陀堂があるというので見に行く。
阿弥陀堂には浄土庭園があって、これは極楽浄土を表現したものなのだそうです。
白水阿弥陀堂が造られた平安時代、末法思想というものが広まって、
いずれ仏の教えが及ばない世界が来る為に現世での救済が否定されると信じられ
死後の極楽浄土への往生を求める風潮が高まり、
その救いを阿弥陀如来に求める浄土信仰が盛んとなったのだそうです。


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平安時代の人々が、死んで後行きたいと願った風景。
極楽浄土は静かで美しいところだった。


その後福島アクアマリンへ。
初めて手が触れられそうな位の距離でオットセイやセイウチを見ました。
正に海獣。スゴイ!

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それから、珊瑚も初めて近くで見た。
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夢みたいな光景だった。
すごくきれい。

水族館ってちゃんと行ったのが初めてだったのですが、なんて良いところなんでしょう。
コーヒー飲みながら、魚やアシカが泳ぐ姿をぼんやりと見た。
いつまでもそうしていたくなる。
生命が海から生まれたというのは本当なんだって実感する。
群馬にもあれば良いのにね。無理か。
いわき市はハワイアンズもアクアマリンもあるなんて、とっても良いところでした。

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荒井由実が好きです。
毎年この時期になると無性に恋しくなる。


メロディーの光景と感情をありありと感じとることが出来る名曲。


松任谷由実には一切興味ないのですが
19歳で「ひこうき雲」(アルバム)を作った荒井由実という人が大好きです。
20歳の「MISSLIM」も21歳の「コバルトアワー」も
30年以上前、20歳そこそこの女の子が見ていた世界が
今、ずっと年上の私に深く深く染み渡るのはどうしてなのか。
(単に人生の修行が足りんのじゃ)

航海日誌、花紀行、海を見ていた午後、12月の雨、
生まれた町で、私のフランソワーズ、瞳を閉じて、
何も聞かないで、ベルベットイースター、ひこうき雲、
翳りゆく部屋、空と海の輝きに向けて、やさしさに包まれたなら、
雨の街を、返事はいらない、天気雨、etc・・・ 


”空と海の輝きに向けて”
この曲が一番好きかもしれない。



♪歌詞

月のまなざしが まだ残る空に
やさしい潮風が 門出を告げる
この人生の 青い海原に
おまえはただひとり 帆をあげる
遠い波の彼方に 金色の光がある
永遠の輝きに 命のかじをとろう
果てない旅路に やすらぎを求めて
いつしか かの胸に いかりをおろす
呼び合う世界で 空と海が出会う
おまえは歌になり 流れていく
遠い波の彼方に 金色の光がある
永遠の輝きに 命のかじをとろう
遠い波の彼方に 金色の光がある
永遠の輝きに 命のかじをとろう 




私は抽象的で断定的で美しい言葉のつらなりに弱い。


荒井由実の曲を聞いていると
今日絶望しても明日があるということを信じられる
って思うのです。

はて、私は真に絶望したことあるんだろうか?
苦しみと絶望はまた別の話し。
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本日は高崎へ。
まずは行ってみたかったtonbi cofeeでお茶を飲みました。
エチオピアの豆を飲み、おかわりでENBIブレンド。
150円でおかわりが出来るのです。
私はどちらかと言えば酸味の強い珈琲が好きなので
ENBIはすごく美味しかった。
お豆購入。

ご夫婦で営まれているお店で、旦那さまがロースター。
奥さまがパティシエ。
奥さんの作るケーキはとてもとても丸くて穏やかな味がした。

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カフェでの時間は格別だった。
ひとりの時間を楽しむのは久し振りに味わう感覚だった。
空間やそこにいる人たちの言動に想いを巡らせて、自分の内側に思う存分感じ入る。
最近頭の中ごちゃごちゃしてたものなあ。
なんとなく整理できたような気がする。
こういう風に時間の流れを作れるということは、穏やかなラインを描き始めた証拠ではないか?

その後駅周辺をフラフラ。
先日眼鏡を壊してしまったので新しいのを作る。
うわさには聞いていたが999,9というメーカーのもの、掛け心地の良さに感激。
店員さんが、一度使ったら止められないと言っていたのも納得。
多少値は貼るがデザインも良いし惜しくない。
これぞ顔の一部です。

そしてSABIさんでつちやまりさんの器を一つ購入。
大好きな作家さんのひとりで、いつも一つずつ大事に買って帰る。

そしてMORIO CAFEさんに器を持って行く。
どういう流れが出来上がるかはまだ分からないけれど
しばらく器を扱ってもらうことになりました。
カレーを食べて、2時間ほど楽しく過ごし20時半頃お店を出る。
新しい人新しい場所。
少しわくわくしました。
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発明家であり芸術家であるテオ・ヤンセン氏のstrandbeest。
オランダ語で砂浜動物。
海岸に吹く風を動力にして自ら砂浜を歩き、走り回ることが出来る”生命体”だそうです。
これを見ていると、ある種の回帰のような祈りのような感傷を感じて
ひどくノスタルジックな気持ちになってしまう。
映像とメロディのせいかもしれないけれど。 


ぽかぽかと春を感じる一日。
山のカフェレストランへ行きたいなーと思った。
しかし夜勤明けで業務終了後、お昼頃までパソコンと睨めっこ。
帰ってお風呂に入って布団へ滑り込むと
相方(ボケの方)から山のカフェレストランへ行かないかというメール。
考えることは一緒ね。
睡眠よりも、このタイミングとそこでの時間のほうが重要。

迎えに来てもらい美味しい手打ちパスタを食べる。
ゆっくりと過ごし、オーナーさんも交えてお話しをする。
かなり長居してしまいました。
オーナーさんと話すと、いつも自分の心がクリアになって
輪郭がはっきりとするような気がする。
明日は休日。
陶芸に捧げようと思う。
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いつものズックで転んだ気分の時はこの曲が染みます。


妹に誘われてスウィニー・トッドを見に行きました。
「チャーリーとチョコレート工場」を最近見たばかりだったので
あのやさしい物語を作った人が何故?
と目をゴシゴシこすりたくなるような内容でした。

主演のヘレナ・ボム=カーターはティム・バートン監督の奥様なのですね。
この女優さんの出ている作品で「フランケンシュタイン」という映画が大好きです。
これもちょっとグロテスクで残酷ですが人の愛と罪と悲しみが描かれていて
どの登場人物にも深く感情移入してしまいすごくすごく心打たれた物語でした。


気力・体力の充実を待っている。
一つ一つ毎日重ねて行っている。
のに映画一つで簡単につまずいてしまう。
きっと踏み出すきっかけも単純で簡単なんだろう。
もう少し。
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仕事をするかたわら器を作っています。
あらゆる景色にあらゆる場所に少しだけ心に残るちょっとしたお気に入りあるように
誰かのアンテナにかすかに触れているようなものを作りたい。

猫・音楽・映画・漫画を好む。
好きな休日の過ごし方は猫と昼寝か一人でカフェ。
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