お知らせ

1月27日にPanNa食堂さんの日曜蚤の市にて器の販売をさせていただきます。
詳細は以下の通りです。

PanNa食堂日曜蚤の市
1月27日(日)　11時～15時

お店の場所についてはPanNaさんのHPにてご確認ください。
http://www.cafeblo.com/panna_syokudou/category_11/

PanNaさんの作るパンはやさしくてすなおで
一口食べて大好きになってしまいました。
きっと素材の良さを一つ一つ見付けながら愛でるように作られているのだと思います。
私は個人的に、ベーグルとボッコンチーノが好きです。
ベーグルのムチムチとした食感と粉の美味しい味わいが忘れられない･･･。

他にもカフェスペースがあり、布の作家さんもいらっしゃいます。
ぜひお越しくださいませ。

みどりのモコモコ

私の仕事は3交代制でこの時期何しろ寒いからですね、7時からの出勤は気合が入ります。
起きるとまだ真っ暗。
猫とストーブの火を奪い合いながら朝食を食べて6時40分くらいに家を出ます。
駐車場は職場から5分ほどのところにあります。
この時間、パグに似たおじさんがパグを散歩させているところに遭遇できます。

学生時代、仙台の冬は群馬の冬よりもずっと厳しかったのですが
東北なだけに、北海道や岩手や青森の友達が多かったのですね。
その子たちは寒さを楽しむ方法をたくさん知っていたり
雪道を滑りながら決して転ぶことなく上手に歩いたり、もうそれはそれは冬に長けていました。

である日、寒くて「寒い･･･。」としか口にしなかった私に、ある友人が「走れ。」と言い
突然走り出しました。慌てて追いかけましたよ。
そうすると不思議と気が紛れて、いつの間にか身体も温まっている。
単純明快。
と言うわけで、真冬の寒い朝はパグのお2人を楽しみながら猛ダッシュで出勤です。


仕事が終わってからお店に寄りました。
主にニューヨークで活動されているテキスタイルデザイナーのYuhさんのアトリエ兼ショップ。
この方のHPにある、プロフィールの一文にとても惹かれました。
実際にお会いしてみると物静かで凛とされていて
同じ空間にいても別の事柄を見て感じられているような浮遊感のある素敵な方でした。
Yuhさんの作品は主にスカーフやバッグなどでしたが
素材感はもちろん、色使いに惚れ惚れとしました。
そもののあるべき姿がピタリと表現されていると思いました。
それはきっと、Yuhさんが表現されたい果てしない記憶や無限の不可思議なのでしょう。
とにかく美しくて、感覚にじんわりと染み込むような刺激でした。

素材は主にシルクとウールのようです。
私はシルクとモヘアのマフラーを購入しました。















新しいものは必ず猫チェック。

HPはこちら。
http://www.textilesyuh.com/index.html

ＳＨＯＰのオープンは残すところ今月の25、26日のみとなっていて
その後ニューヨークに戻られて、次のオープンは4月になるようです。

ある物語

 








吉村和美さんという作家さんの器を少しずつ集めています。
トルコブルー、葡萄色、白、黒。
見つめていると言いようの無い気持ちになります。
なぜこんな器を作れるのでしょうね。
たくさん並べて眺めていると、これは愛すべき物語のようだと感じる。









こんなに美しい器を作れたら、どんなに幸福だろうな。
手触りもとても柔らかくて陶器ではないみたい。
一つ一つの作りも驚くほど丁寧で、たった一つ置くだけで完璧な絵なのです。
料理を乗せると、料理が死んでしまうのでは･･･とも思ったけれど
その料理にさえも、物語を加えてくれるようでうっとり。

ずっと大切に使って行きたい器の一つ。

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
年越しは眠くて眠くて起きていられず、２３時にはダウンしていました。
そして７時半頃目が覚めると腕の中でジョー（焦げ茶色の愛猫）がぐっすり。
なんとも幸福な一年の始まり。

今年は少しだけ、今までと違うものを作って行けたらなと思っています。
なるべくたくさんの人に出会ってたくさん刺激を受けて器にぶつける所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。

くうどう

http://www.youtube.com/watch?v=TM-xbKy3fEU&feature=related

ここ２，３日気候は比較的暖かで穏やか。
猫は素っ気ない。

成功

昨晩は寝ようかなと思っていた頃にお誘いの電話、楽しいお酒になりました。
着るとガチャピンになれるTシャツと、「オ"オ"！！」と鳴く牛の人形をもらいました。
牛は子ども用らしいのだけど怖い。猫が警戒しています。








昼間少し作業をして、木草花茶さんへ行き器を納品して来ました。
カップやボールなど12点ほどです。
それからパソコンのマウスが壊れてしまったので新しいものを買いに。
サイズ違いの2種類あって、好きな色を選びましたが
大きくてマウスパッドから完全にはみ出ている図。

たします

http://www.youtube.com/watch?v=PF2_hFRlw6M&search=apogee

このPV好きです。

私も指先から電気を飛ばしたい。
あの雷様のマークのような、小さい稲妻です。
今日は指先からビリビリっと出しているつもりで
オーダーをもらっているスープカップやご飯茶碗を作陶。
カフェオレの新しい形の試作も。
使ってくれる人のことを考えながら。

APOGEEの映像やツモリチサトの洋服や草間彌生のかぼちゃのオブジェや
目にした時に視界と心と頭の中で何かがきらりと満たされる感じを
器でできないかなと思う。
私が作るものだからほんとにささやかですが。
かすかにそういう要素をプラスしたい。

2008年度の器のテーマは、”きらめきをプラス”に決定ですな。

イブのこと

午前中は映画を見る。
午後は土をいじる。
磁土を触りたいが、今はまだ赤土で作りたいものがあるので
もう少しがまんです。
冬の土は冷て～。

夜、山のカフェレストランへ。
友人と休みが合ったのでクリスマスディナーを予約したのです。
友人は運転手で私だけお酒を頂いてしまいました。
すまない。








食事はどれも美味で見た目にも素敵でした。
かなり長い時間居座ってしまいましたが
多分私たちが一番楽しかったね。
人の身体の不思議に少しだけ挑戦し近付いた夜でした。

私は新しいレコード

「ヘドウィグ・アンド･ザ･アングリー･インチ」

幾度見たか分からないほど見ました。 
元がロックミュージカルなのでたくさんライブシーンが出てきますが
どれも素晴らしい。
曲やストーリーはヘドウィグの受けた痛みから成っています。

http://www.youtube.com/watch?v=F7R9S-ckJSk


不完全で不安定で孤独で足りなくて求めてもがいている。
けれどその姿こそが尊く美しくて
不完全で欠けている自分自身が
本当は完全な姿なのだと思わせてくれる映画。

最後の曲「Midnihgt Radio」が一番好き。
傷付き苦しむ人は転がる石なのかもしれない。
そしてそれはきっと美しいことなのです。

トラキャン

Trashcan　Sinatras　が好きだ。
スコットランドが生んだ最高のネオアコバンドなるバンド、トラキャンです。

今でも忘れられない。
学生時代仙台に住んでいましたが、最初の年。
タワレコでピンクのカンガルーのジャケットを発見。
にわかに興奮して購入し帰ってアルバムを聞いて陥落。
それ以前から別のアルバムを聞いてはいましたが
このアルバムによって私の中で揺るぎようのないバンドになりました。
トラキャンのメロディのキラメキはいったい何なのでしょう。









ちなみにアルバムの中でこの曲が一番好きです。　↓
http://www.youtube.com/watch?v=NsLMQe4966s&feature=related


もう２曲紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=0Ih5ga2td8E&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=T7ef0VT4R-E&feature=related

曲も良いけどジャケも良い。
A　HAPPY　POCKETはカンガルージャケの最高峰でしょう。
「SNOW」というミニアルバムもすばらしいのです。
これを聞くと寒くて雪の降るスコットランドの暖かい冬に行けます。